Monday, June 01, 2009

おそまつくん芸術総合センター





  これは広告不況のなかで喘ぐ、電通(まぁ人材と質の両面で劣化を明
  らかに誘発している企業)の、なんとも工夫もない知恵もないクリエ
  ィテーヴにもならない、三級ゼネコン的はな発想に、文化庁も政府も
  乗っちゃったような話。これ自体ギャグとしか思えない。
   我がアメリカは、オバマ政権になって首都にアフリカン・アメリカ
  ンの足跡を集成するミュージアムの建設計画に着手したり、まぁミュ
  ージアムというのは歴史と時代の大きな変転のなかで生き残った、或
  は永世する何物かを永く遺すところ。
   やるんだったら、もうちょっと海外に流出した文物を、底辺からで
  可いから買い戻すとか(まぁ金額は足りないけど)、文物保存とか、
  正倉院への手当であるとか、やることはいっぱい有る筈なんだと意う
  けど。狂っちゃってるな───と意うんですね、どこから出た話かは
  知りませんが、まぁ電通周辺でしょう。
   漫画とかアニメって遺るものなんだろうか、そんな歴史的遺産なん
  だろうか。それは漫画は日本の文化の一とつ。だけども、子供に安心
  して親が与えられる漫画ってどれぐらいあるンだろう。そう考えると
  きに、なにか思考回路の壊れ方、頭がどんどん悪くなっている日本の
  群像が見えて来てならない。どんどん悪くなってます。その悪く成っ
  ている簡潔明瞭なフレーズ文化が、世界へ発信されて評価されている
  んだから皮肉なのですが。
   それにしても───。文化庁長官が「カフェ・アオキ」なんて名乗
  っちゃうその言語的能力。これぢぁこういう発想出て来ても致し方亡
  しだと意う。日本語ををもうちょっと大切に考えて欲しい。日本語を
  もうちょっとでも可いから真面目に向かえば、文化も連動してもうち
  よっと復原できるんだと意うんです。
   どうせやるなら、<おそまつくん芸術総合センター(仮称でもこの
  程度なんですね、総合と芸術をたふだくっつけた丈)>にでもして、
  凄い税金を投入して、<ギャグの殿堂>にすれば可い。
   俺なら落語とか芸事を保存する育成するほうに金かけるけど。話藝
  ってやはり日本語の神髄だと意うから。
                            - 了 -

No comments: